パッチワーク教室の仲間と東京ドームで開催されている「第16回東京国際キルトフェスティバル —布と針と糸の祭典-」へ行って来た。始めての私に、行く前から『ものすごい人で全部観るのは無理よ。お昼はドームの観客席でお弁当を買って食べるのよ。マーケットで気に入った布があったら、すぐ買うこと。また後で来ようとしても、同じ所に来れないからね。』って言われてた???。本当にすごい人。入り口近くは人があふれていた。野球を見に来たことがあったので、中の様子は知っていたけれど…もう!すごい人!人!で待ち合わせの場所まで、なかなかたどり着けなかった。遅れてゴメンネ。

受賞された作品の前は観る人の塊が動かず上の方の半分を眺めるだけ。あ~微妙な濃淡すごい…。
特別展示「珠玉のガーデンキルトネブラスカ大学IQSCM」は、公的なキルトコレクションとしては世界最大の規模を誇るネブラスカ大学リキルトのレオレオーニ2ンカーン校所属インターナショナル・キルトスタディセンター&ミュージアム(IQSCM)が所蔵する5000点の中から、花をモチーフにした貴重なアンティークキルト28点を展示。その迫力にため息がでてしまう。トラディッショナルなキルトは初心者の私を惹きつける。チャンスがあれば他の所蔵作品も見たいものだ。
左の写真は、絵本作家レオ・レオニの鮮やかな色の世界をキルトで表現した作品。ポップで楽しい。キルトで表現できる世界は広いんだ…。

 

パッチワーク教室の須藤先生の作品「Gardening」がトラディショナル部門に展示されていた。
観ていると物語が勝手に湧き出てくる。『朝早く長靴を履いて大好きな庭にむかう。ジョーロに水2017キルト展Gardeningをたっぷり入れて花に水やりだ。土を踏む音を聞いて花たちは大喜び。太陽が優しい光を庭にまんべんなく注いでくれる。しばらくするととミツバチやテントウムシがやって来た。』
この活き活きとしたキルトは単なる人生の謳歌だけではなく、きっと沢山の苦しいことを乗り越えた人が創れる世界なのだと思う。

 

キルトマーケットで購入した布。たくさんの店、たくさんの布に舞い上がってしまい、無駄なものは買わないぞと心して来たが、仲間と「材料に無駄な物なんて無いわよね」という話になり、ビビッときたもの、それにキルトマーケットで購入した布合わせるものなんて選んでいたら結構な量になった。

この日、ドームの中で1万歩は歩いた。